活動理念
理事長より ご挨拶
毎日を笑顔で楽しく過ごすことは、とてもすばらしいことです。ご自身が健康であることは言うまでもありません。ご家族の中にお1人でも健康を損なわれている方がいらっしゃると、そのご家族全員の生活スタイルも変わってしまいます。
私は脳の病気を治す専門家として、25年近く日々の診療の中で、後遺症と共に生きていらっしゃる方々とそのご家族に接して参りました。スムーズな動きができにくくなり、じっとしている時に手足が震えるパーキンソン病やパーキンソン症候群、交通事故や脳梗塞、脳出血、脳腫瘍の治療の後で日常生活に支障をきたしてしまう高次脳機能障害、次第にものごとを忘れていってしまう認知症、今までは薬でなんとか治療することが精一杯でした。
現在は介護保険の中にデイサービス、デイケアがあります。しかし、見学に行かれた方はお気付きであるかと思いますが、参加者が一堂に会して、同じ内容メニューをこなしています。私にはこれでよいのか?という疑問が湧きました。病気の程度の軽い方と重い方が混じって同じことをしていたのでは、程度の軽い方には簡単すぎ、重度の方には難しすぎます。これでは、もう明日から行きたくないとおっしゃる方のお気持ちがよくわかります。認知症ではこの現状が最も問題になるところです。介護保険では、国によるさまざまな規制があるために、画一化されたサービスも止むを得ないことでした。難病指定証をお持ちのパーキンソン疾患の方も、高次脳機能障害と認定された方も、たとえ医療費が無料となる医療証をお持ちであっても、現在ではそれを使って脳をトレーニングする場所がないか、あっても満杯で空席がでるまで長期間待たなくてはなりません。認知症になりたくない、予防したいとお考えになられている方にはもっと深刻です。現在の保険診療では“予防”のための医療行為が認められないために、認知症予防のための脳トレの場がありません。このままではいけません。
脳トレでは、その方の脳機能状態に適したプログラムを組むべきであると考えます。そのために我々は、それぞれの方の脳機能の評価結果に基づいて、介護保険や医療保険にとらわれない、お1人おひとりにあった自由なプログラムを医学的な観点より作成しご提供いたします。これはお金に換えがたい脳のトレーニングになると信じます。NPO法人とは、利益を追求する会社や組織ではありません。しかし、プログラムを実施するにあたっては、材料費などが生じてしまうことを、皆さんにご理解を賜りたく存じます。 我々も利益追求型でない、bestではないかもしれませんが、much betterな社会奉仕を目指す所存でございます。
さあ皆さん、ご一緒に脳を鍛え、脳のトレーニングをしましょう。
そして爽やかな空に向って、皆で力強く「元気だ 脳!」と、叫びましょう!!!
1958年、長野県下諏訪町に生まれる。
英国バーミンガム大学、労働福祉事業団東京労災病院脳神経外科、鹿児島市立病院脳疾患救命救急センターなどで脳神経外科を学ぶ。
1989年、東京労災病院脳神経外科に勤務。同科副部長を務める。
2001年11月、東京都大田区に「くどうちあき脳神経外科クリニック」を開設。
2007年11月、大森北1丁目に移転。
脳神経外科専門医であるとともに認知症の治療に情熱を傾け、心に迫る医療を施すことを信条とする。 日本アロマセラピー学会認定医でもある。